2020/12/14 00:00


激動ともいえる1年がゆっくりと幕を閉じようとしています。
2020年、私たちは転換の渦中へと否応なく放り出されてしまったようです。

KURAKINにとっても、今年は従来の常識や価値観が大きく変わってしまった一年となりました。

KURAKINが12年前から目指してきた「もったいない」という想いを込めた商品作り、天然色素の柔らかな色合い、心地よさを、時代がより一層はっきりと求め出したと自負しています。

KURAKINが今考えること

私たち(株)艶金は、アパレル向け生地の染色加工が主事業です。

この業界においても作りすぎ・破棄の問題や、地球温暖化問題へどれだけ当事者意識を持って取り組んでいくかが消費者の厳しい視線にさらされていくでしょう。

KURAKINがアピールできるボリュームは小さいですが、その小さな発信に少しでも共感してくださる方たちが増えて、大きな流れになっていくことを望んでいます。

KURAKINのブログでも紹介しましたが、服飾デザインを学ぶ高校生のみなさんに環境問題とアパレル業界は関わりが深いことを説明したり、大学生にSDGsとアパレル業界の関わりについて意見を求められました。その際の、彼らの目の輝きを見て安堵しました。

地球レベルで温暖化防止を目指していく中で日本の将来は決して暗くないと思います。
KURAKINを通じて、背景にある私たちの想いをこれからも分かりやすく発信していきます。


作り手として地道に、そしてより理想に近いKURAKINの開発に努めてまいります。