パッチワークキット | KURAKIN
のこり染。それは「もったいない」から生まれたやさしい色の世界。------
パッチワークコースター手作りキット
¥550
SOLD OUT
岐阜県立大垣桜高等学校とのコラボ商品! のこり染の生地を使ってパッチワークコースターが作れるキットです。 こちらの生地は端切れを使用しているため、サスティナブルな商品になっております。 花型と六角形型の2パターンを作ることができます。 中に作り方の説明書と動画のQRコードが入っていますので、初めての方でも簡単に作ることが出来ます。 世界に一つだけのオリジナル商品を作ってみませんか? 【内容物】 ・のこり染生地(B5サイズ18.2cm×25.7cm)5色×5枚 ※カラーはランダムで入っています。何で染められているかは生地に記載してあります。 ・型紙シート2種(花・六角形) ・作り方説明書 【素材】 綿(帆布)100% 【この商品が出来るまでのストーリー】 令和2年より「産学共同商品開発プロジェクト 提案 for the future!!~私が未来のために、今できることって何だろう?~」という題目で岐阜県立大垣桜高等学校の生徒に環境配慮型脱炭素経営について授業を行いました。 この「産学共同商品開発プロジェクト」とは学生から商品のアイデアを提案してもらい、 企業が学生からのアイデアをもとに商品化・販売を目指すプログラムです。 4回の授業を行いましたが、1回目はオリエンテーションとしてファッション業界の大量廃棄問題などSDGsをテーマにした講義を行い、ファッションと環境問題について学んでもらいました。 2回目は本来なら捨てられてしまう食べ物や植物の「のこり」を使い、そののこりから色を抽出し生地の染色をする「のこり染」について学んでもらい、実際にのこり染体験を実施しました。 3回目、4回目は12グループに分かれSDGsを意識し環境に配慮した商品の提案をしてもらう為に、のこり染の残布を利用しターゲットやニーズを考えての商品企画をしてもらいました。 こうして生徒から多数の商品アイデアを出してもらいましたが、どのアイデアもターゲットやニーズそして環境を考えた商品となっていて、私たちでは考えもつかないものもありました。 そして数ある作品の中から奨励賞として「パッチワーク巾着」を選びました。 こうして奨励賞に選ばれたパッチワーク巾着の商品化・販売に向けた打ち合わせを社内で実施する事になりました。 しかし、商品化を進めていく中で大きな問題が発生しました。 それは、このパッチワーク巾着をそのまま販売しようとすると価格が1つ1万円になってしまうということでした。 どうしてパッチワーク巾着がこんなにも高いのか・・・ 大前提に私たちの会社では必要以上にモノを作らない、受注生産方式をとっているため大量生産を致しません。 その為どうしても1つ1つの単価が高くなります。 通常であればパーツを何枚もまとめて一気に裁断する事が可能ですが、このパッチワーク巾着は1つ1つのパーツの大きさが異なるためそれぞれ裁断する必要があり時間がかかります。また縫製をする際にも複数のパーツを1カ所ずつ縫っていくため非常に時間がかかります。 そして企業として販売する場合、誰もが納得するモノを作らなくてはいけません。 裏地を付け、生地が切りっぱなしにならないようにし、紐が通っている部分が見えないようにしたりと、クオリティ面なども考えて作った結果、販売価格が1万円になりました。 しかし生徒と一緒に取り組んできたこの企画を無駄にはしたくないと思い、我々は「大垣 ビジネスサポートセンター」に相談する事にしました。 大垣ビジネスサポートセンターの方と打ち合わせをしていく中で担当者の方から 「パッチワーク巾着の“パッチワーク”の部分だけを切り取ってキット化してみてはどうでしょうか?」と提案を頂きました。 キット化する事により、購入者がのこり染の生地で自由に作品をつくる事ができ、さらに自身でつくる事でモノを大切にする事も学べる。 そんなストーリー性を持ったキットを販売する事に決めました。 その後、2年生の生徒の皆さんにパッチワークのアイデアを募集し、コースターのアイデアを採用することになりました。 こうしてパッチワークコースター手作りキットが完成しました。 作り方動画はこちら https://www.youtube.com/watch?v=bcRspqJuDQY ※商品画像は実物と同じ色を出すよう最善を尽くしておりますが、若干実物と異なる場合もございますのでご了承ください。